ビールイベントを手伝う その1

旦那です。

BeerFes」に参加してみて、中の人に興味を持ってしまいました。相方を誘いボランティアスタッフとして参加してみることにしました。

これは最初にクラフトビールを飲みはじめたきっかけでもある「地域活性の応援」につながるかなと思ったからです。お手伝いをすることで、大勢の人にクラフトビールを知ってもらい「ビールって面白い!」と感じてもらえれば、そのあと色んなブルワリーのビールを飲んでもらえるようになり、地域が盛り上がるかなと思ったわけです。

それともう1つ目的がありました。「ブルワーさんと仲良くなりたい」ということ。ただビールのことを伝えるのではなく、「どういう思いでビールづくりをしているのか」を一緒に伝えられれば、関心を引きやすいと考えたのです。これが今のビアジャーナリストとしての活動につながっていきます。

最初に参加したのが、六本木で開催していた「グランビエール」(今は開催していません)。ビールイベントのお手伝いに来る人には、色々な理由があると思いますが、「ビールが注いでみたい」という声をよく聞きます。私もそうでした。

希望したか、しないかは忘れてしまいましたが、運よくサービング担当になることができました。ビールを注ぐのは、人生初のこと。しかも、お客さんにサーブするわけですから責任重大です。きちんと注げなかったら怒られちゃいますから。

Facebookを振り返っていたら、当時の写真がありました。2013年でした。

でも、もっと大変だったのは、お客さんに注いでいるビールについて聞かれること。「このビールって、どこでつくっているの?」「原料に何をつかっているの?」「どこで買えるの?」 と、様々な質問が飛んでくることがあります。

いまなら大体わかりますが、当時は個々のブルワリーの詳しいことは全然知りません。聞かれると「……。えーっと……」と、なってしまうこともありました。ビアスタイルについては、最初に簡単なレクチャー受けたりしましたが、深い話になるとわかりません。困ってしまったのを記憶しています。

でも、これが「もっと知りたい」と、意欲を湧きたてていくことになります。

大変こともありましたが、全体を通してとても楽しかったです。「また、やりたいなぁ」と思いながらも、今は伝え手の立場で応援していこうと思っているので、会場に行くときは仕事かな(笑)。

あ、忙しくてブルワーさんと仲良くなるという目的はあまり果たせませんでした。なので、違った行動を取ることにしました。それは、また今度書きます。

投稿者プロフィール

亮
ビアジャーナリスト。
『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに執筆活動を中心に応援活動を行っています。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えております。飲んだ日本のビールは2000種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加しています。